なぜ日本人は金持ちなのに安い車に乗るのか?
なぜ日本人が買う車は小型車や軽自動車ばかりなのか?これらの軽自動車は価格が安く、燃費が良く、小回りが利いてコストも低い。サラリーマンやお年寄り、主婦が使うには持ってこいなのだ。
それ以外に、日本の軽自動車は、車が小さい事以外に内装などの配置は普通車との違いはあまりない、つまるところ―みっともないことはないのだ。
日本社会にはさらにもうひとつ怪奇現象がある。ベンツに乗る人は往々にして二種類に分かれるのだ。一種類はヤクザで、もう一種類は成金だ。私はよく日本に訪問し、国会近くで働いていて、国会議員たちがどんな車に乗っているか見るのだが、みんな揃ってクラウンかアルファードに乗っている。これは議員たちが国への愛情を示す他に、裏の意味がある。社会の潮流に順応し、白い目で見られないようにしているのだ。
これは、外国の車が日本に市場を持たないということではない。たまに外国の車を見かけるが、ベンツ以外に最も多いのはアウディとVWだ、どちらも輸入車で基本的にはドイツで製造されている。アメリカのGMやフォードは、日本では全く売れない。フェラーリもたまに見かけるが、ハマーを見かけることは本当に稀だ。
日本の大富豪や金持ちの政治家は、どんな車に乗っているのだろうか?私は日本の金持ちに接触したことがある、ユニクロの柳井正、彼はトヨタのレクサスに乗っている、800万円だそうだ。鳩山由紀夫前首相の車は、トヨタのクラウンで480万円だ。そして村山富市元首相は古い自転車に乗っていた、たった7000円のだ。
自動車は日本人の目から見れば、ただの普通の交通ツールだ、冷蔵庫や洗濯機と同じ「家電」製品なのだ。身分を表すステータスなどではないのだ。車を買う時にそういうことを問題にしないのだ。大都市で生活をすると車を持っていなくても見下されたりはしない。車があっても「宝の持ち腐れ」なのだ。私は、あと数年経てば中国ももっと理性的で安定した時代になると考えている。
Source: 中国四千年の反応! 海外の反応ブログ