モーリシャス、環境緊急事態宣言…日本船舶座礁で大規模油流出
経済·食糧安全保障·保健に深刻な危機…数千種の海の生物が死ぬ危機
インド洋の島国モーリシャスが7日夜(現地時間)、数日前に座礁した日本人所有のバルク船「MVわかしお」から数トンの燃料が漏れ出したことにより「環境非常事態」を宣言した。
アヌルード・ジュグノート・モーリシャス首相は政府が「非常に敏感な所」と明らかにした環境保護地域近くの青緑色海域に暗い油膜が拡散する姿が衛星写真に捉えられ、環境非常事態を宣言することになったと発表した。
ジュグノート首相は座礁したこの船は4000トン近い燃料を積んでおり、船体に亀裂が生じたと述べた。
ジュグノート首相はこの日午前、今回の流出は観光に大きく依存しており、新型コロナウイルス感染症の大流行ですでに大きな打撃を受けた人口約130万人のモーリシャスに「新たな危機をもたらした」とし、フランスに支援を訴えたと明らかにした。
彼は「モーリシャスには座礁した船舶を再び海に浮かべる技術と専門家がいないため、フランスとエマニュエル・マクロン仏大統領に助けを訴えた」と述べた。 また「悪天候で何もできず、9日に天気がさらに悪くなれば、何が起こるか分からない」と付け加えた。
カビダス・ラマノ・モーリシャス環境相は「私たちは環境危機に直面している」とし、ブルーベイマリンパークなど流出した船舶周辺の海域は「非常に危険だ」と述べた。
MVわかしお号は今年7月25日に座礁し、パナマ船籍で日本企業のオキヨ海洋と長鋪汽船が共同所有者として登録されている。 座礁当時、このバルク船は中国を出発してブラジルへ向かう途中だった。
警察は座礁が過失によって起こったかどうかを調べている.
環境団体グリーンピースアフリカの気候及びエネルギー管理者ハッピーカンブールは「莫大な油が海に漏れている、ブルーベイ、ポワントデスニー、マハブールなど自然そのままのラグーン周辺に棲息する数千種の生物が海の汚染で死ぬ危険に直面し、モーリシャスの経済、食糧安保、保健に深刻な結果をもたらしている」と述べた。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ