「韓国が革新技術を追い抜く」…かつての「IT大国」日本の屈辱
日本が東京五輪の開幕を控え、「過去の華麗な技術は今や大いに色あせた」という報道が出た。
19日(現地時間)、ブルームバーグ通信は「2度の五輪が長いアーチ型の日本の技術衰退を見せてくれる」と日本の技術産業変化に集中的にスポッとをあてた。
ブルームバーグは1964年、日本が初めて東京オリンピックを開催した当時、時速210キロの新幹線を公開し、先端技術時代の幕開けを迎えたと表現した。
15年後、ソニーのビデオカセットレコーダーや東芝フラッシュメモリー、ゲーム産業の革命をもたらしたスペースインベーダーは世界を虜にし、IT強国といわれていた日本は米国を抜いて最大経済大国に浮上した。
しかし現在、日本は史上2番目の五輪開催を準備し、技術的な恐慌状態に陥っている。 テレビ、録音機、コンピューターのスピードをリードしていた全盛期は失われた.
日本は一時、’ウォークマン’ブームを率いて革新を主導したが、今ではアップルの’iPhone’にその座を明け渡した。
さらに屈辱的なのは、韓国やサムスン電子がスマートフォンやメモリーチップ分野で日本を追い抜いたことだと、ブルームバーグは伝えた。
菅義偉首相が、一時は好調だった半導体産業の一部でも取り戻すために努力しているが、日本の古い慣行は、これを変えがたいという意見が支配的だ。
日本経済産業通商省の西川和美情報技術(IT)課長は「頑固な日本中心主義から脱し、官僚主義から脱し、才能ある海外人材を雇用する変化が必要だ」と述べた。
続いて「メイド・イン・ジャパンにだけ依存するアプローチは成功しなかった」とし「今回はこうしたアプローチを避けなければならない」と強調した。
最近、日本は半導体産業の再建に向け、業界トップの台湾TSMCの日本国内のウェハー製造工場を建設する案を推進している。
米国と中国に次いで世界3位の経済大国である日本は、半導体チップ生産部門に数千億円を投資しているが、他国と比べると大きく劣っている。 米国は国内半導体生産支援に少なくとも520億ドルを投入しており、韓国のサムスン電子とSKハイニックスは10年間で4500億ドルの投資金を編成した。 TSMCは一人で今後3年間で計1000億ドルを投資し、独走体制を固める計画だ。
東哲郎東京エレクトロン名誉会長は、日本の半導体の強みとしてメモリー分野のキオクシアとイメージセンサーのソニー、部品・パワーチップメーカー、チップ製造装置などを挙げ「こうした部品を連結して核心を構築する戦略が必要だ」と言及した。
続いて東会長は「問題はもっと根本的な危機感」とし「ややもすれば(状況が)もっと悪くなれば国家経済全体が打撃を受けるのではないかと恐れている」と付け加えた。
市場調査会社のICインサイトによると、1990年、日本は世界半導体チップ市場の半分ほどを占めていたが、現在は市場シェアが6%へと大幅に下がった状態だ。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ