カザフが文大統領への叙勲を当日中止、理由めぐり飛ぶ憶測
国際平和の増進に貢献した外国人に授与される「ドストゥク勲章」
カザフ側は国内事情を理由に当日取りやめ
飛び交う憶測「また外交部の調整ミスか」
カザフスタン政府が22日、同国を国賓訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、
予定していたドストゥク勲章の授与を当日に取りやめたことが分かった。カザフスタンの大統領選挙のスケジュールなどが理由だという。
ドストゥク勲章は、カザフスタン政府が国際平和の増進に貢献した外国人に授与する最高の勲章だ。
韓国大統領府(青瓦台)関係者によると、カザフスタンのトカエフ大統領は同日の韓国-カザフスタン首脳会談後に文大統領に
勲章を授与することになっていた。しかしトカエフ大統領が現在、臨時の大統領という立場である上、大統領選を控えていることから、
カザフスタン側はこうした国内事情を理由に叙勲を取りやめると韓国側に伝えてきたという。韓国政府はこれを受け入れた。
トカエフ大統領は3月に前職大統領の辞任に伴って臨時で大統領職に就任し、6月9日に大統領選を控えている。
韓国大統領府の関係者は、カザフスタンの大統領選後に正式に勲章が授与されるとの見方を示した。
しかし国賓訪問した外国首脳に対し、予定していた勲章の授与を当日に取りやめるのは極めて異例だ。
しかも、トカエフ大統領が臨時で大統領に就任したのは先月19日であり、文大統領がカザフスタンを訪問する以前のことだ。
そのため、韓国外交部(省に相当)がカザフスタンの外交当局と事前に十分な調整ができていなかったのではないかとの憶測も流れている。
一部では、伝統的に北朝鮮と近い関係にあるカザフスタンが、2月の米朝首脳会談の決裂と南北関係の悪化を受けて、叙勲を保留にしたとの声も聞かれる。
ドストゥク勲章は外国人に授与されるカザフスタンで最高の勲章で、これまでに英国のキャメロン前首相、フランスのオランド前大統領、
トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領、セルビアのブチッチ大統領などが受章している。
パク・チョンヨプ記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/22/2019042280203.html
だよな。憶測だけど、米朝の橋渡しとかを理由にしていたのなら、撤回が自然な帰結
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Source: おもしろ韓国ニュース速報