新たに第3次ともいわれるブームが起きている。日韓の歴史問題や国際政治に左右され、盛り上がっては消えていった韓流ブーム。
ところが、今の人気を支えるのは歴史や政治を気にしない10代、20代の若者たち。新たな日韓友好の萌芽(ほうが)となるか。 (砂上麻子)
「かわいい」「サランヘヨ(愛している)」-。
先月二十三日に東京・豊洲で行われた韓国の六人組女性グループ「GFRIEND(ジーフレンド)」の日本デビュー記念ライブ。
小雨が降る中、メンバーの名前を書いたうちわを持ったファン千五百人が歓声を上げた。都内の高校三年生の女性(17)は
「ダンスも上手。髪形やメイクもまねしたくなる」と魅力を語る。
GFRIENDは韓国で一五年にデビュー。韓国では、昨年末のNHK紅白歌合戦に出場した「TWICE(トゥワイス)」にも並ぶ人気だ。
「TWICEやBTS(防弾少年団)の成功でK-POPへの関心は高まっている」と話すのは雑誌「K-POPぴあ」編集長の島川真希さん(47)。
BTSは一三年に韓国デビューした七人組の男性グループで、一四年に日本デビュー。先月末には米ビルボード・アルバムチャートで
一位を獲得するなど、世界的な人気となっている。島川さんは「レベルの高いダンスや歌唱力、世界の音楽トレンドを押さえた楽曲など
K-POPは洋楽の一ジャンルとして認識されている」と評価する。
先月三十日には十三人組の男性グループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」、今月十三日には九人組の女性グループ
「MOMOLAND(モモランド)」が日本デビュー。K-POPグループの上陸は今後も続きそうだ。
そもそも日本における韓流ブームは一二年八月、当時の李明博大統領が日本海の竹島(韓国名・独島)に上陸し、日韓関係が急速に冷却したことで
終焉(しゅうえん)したとされる。その後もソウルの日本大使館前に従軍慰安婦像が設置され、関係はさらに悪化。劇的な改善は見られないまま、
今回のブームはなぜか。
全文
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018061702000184.html
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Source: おもしろ韓国ニュース速報