国際法の専門家から「無理のある説明だ」と報告書の内容との乖離(かいり)を指摘する声が出ており、「身内」なはずの経済産業省所管のシンクタンクも問題視するリポートを出した。
この紛争は、韓国が2013年、事故を起こした福島第一原発から汚染水が流出しているとして、福島など8県の水産物の禁輸対象を一部から全面に拡大したことに対し、日本がWTO協定に違反しているとして提訴した。
紛争を処理する上級委員会が11日、韓国の禁輸を「不当な差別」とした第一審・小委員会の判断を破棄する報告書を出した。日本の事実上の逆転敗訴だが、菅義偉官房長官は12日の記者会見で「敗訴の指摘は当たらない」と強調した。理由として、上級委が日本産食品の安全性に触れていないため「日本産食品は科学的に安全であり、韓国の安全基準を十分クリアするとの一審の事実認定は維持されている」ことを挙げた。河野太郎外相もほぼ同じ発言をした。
だが、実際には第一審の報告書には「日本産食品は科学的に安全」との記載はなかった。さらに、第一審は「日本産食品が韓国の安全基準を十分クリアする」と認定していたものの、上級委はこれを取り消していた。「食品に含まれる放射性物質の量だけに着目した第一審の判断は議論が不十分」というのが理由だ。
「科学的に安全」と付け加えた…残り:643文字/全文:1319文字
2019年4月23日05時00分
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM4Q54YDM4QULFA01W.html?iref=comtop_8_05
そして恐らく現実になる。なにせWTOは日本の主張する安全性を完全否定したわけだからね
現在も事実上輸入停止だから
それを何とかしないとね。
国内のメディアだけ懐柔できても
何の意味ない(^_^;)
なるほど、WTOは第三者のデータ使っただけか
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Source: おもしろ韓国ニュース速報