コロナ長期化の借金で持ちこたえる企業・自営業者…産業融資37.8兆急増

韓国銀行「第3四半期中の預金取扱機関産業別貸出金」
前期比増加幅は減ったものの、歴代級の増加傾向は続く
運転資金は前年比18.6%増、過去最高の増加率
「コロナ19の影響、運営資金の充当需要継続」

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今年第3四半期、金融圏産業融資が37兆8000億ウォン増えた。 コロナ19衝撃を受け、史上最大規模の融資が増えた前半期に比べ、伸び幅はやや下がったものの、コロナ19以前と比べれば、歴代級の伸びが続いている。 コロナ長期化の中、企業と自営業者が依然として「借金」で持ちこたえているわけだ。

韓国銀行が2日に発表した「2020~3四半期中の預金取扱機関産業別貸出金」によると、3四半期の預金取扱機関の産業別貸出金は1366兆ウォンで前期比37兆8000億ウォン増加した。 韓銀が関連統計を取り始めた08年以来、最大幅の伸びを見せてきた前半期(69兆1000億ウォン)に比べ、融資の伸び幅は半分程度へと縮まった。

第3四半期の産業融資は、上半期中は史上最大水準に伸びた基底効果に、サービス業や製造業部門共に前期比の伸び幅が縮まった。 コロナ19の衝撃が直撃し、前四半期47兆2000億ウォンに達したサービス業の融資額は、第3四半期28兆9000億ウォンに減少した。 卸・小売業(12兆4000億ウォン→6兆1000億ウォン)、宿泊および飲食店業(6兆4000億ウォン→1兆4000億ウォン)、不動産業(100兆6000億ウォン→8兆6000億ウォン)などでいずれも融資の増加幅が縮小した。 用途別では運転資金用貸出が前期の36兆ウォンから19兆4000億ウォンへと大幅に減り、施設資金用貸出も11兆2000億ウォンから9兆5000億ウォンへと減った。

韓銀関係者は「前半期のコロナ19関連貸出金が大幅に増加したことによる基底効果に売上実績も改善した影響が加わり、サービス業の貸出増加幅が縮小した」と説明した。 国内サービス業部門の活動を指数化したサービス業生産指数は、第1四半期は前期比3.0%減、第2四半期は1.5%減だったが、第3四半期は1.9%増と持ち直した。

製造業の貸し出し増加幅も大きく縮小した。 第3四半期中の製造業の貸出金は5兆8000億ウォンで、前四半期(17兆2000億ウォン)に比べて3分の1水準に縮小した。 産業別では電子・コンピューター・映像音響・通信業の融資が1兆4000億ウォンから2000億ウォンへとマイナス転換し、自動車・トレーラー業の融資も2兆8000億ウォンから1000億ウォンへと大幅に縮小した。 用途別に見ると運転資金用貸出が前半期の12兆7000億ウォンから3兆3000億ウォンへと大幅に減り、施設資金用貸出も4兆5000億ウォンから2兆5000億ウォンへと縮小された。

製造業の融資も、同様に上半期に融資が大幅に増えたことによる基底効果に、業況低迷が緩和された影響などが加わり、減少したというのが、韓銀の分析だ。 製造業生産指数は、第1四半期の前期比0.1%増から第2四半期はマイナス7.5%へと転換したものから、第3四半期は再び6.1%増へと持ち直した。

企業形態別でも、法人企業と自営業者が大半を占める非法人企業は、いずれも前四半期比融資の増加幅が縮小した。 韓銀は預金取扱機関のうち、預金銀行の産業別貸出金統計を法人企業と非法人企業に細分化して新たに編制した。 第3四半期中、法人企業の貸出増加幅は前四半期の23兆8000億ウォンから11兆3000億ウォンに、非法人企業は21兆2000億ウォンから9兆1000億ウォンに縮小した。 .

ただ、コロナ19以前と比べると、産業融資は依然として大幅な増加傾向が続いている。 第3四半期の産業融資の増加幅は、第1、2四半期に続き、史上3番目の水準であり、前年同期比増加率(15.4%)では、2009年統計集大以来最高値だ。 特に運転資金用貸出しは前年同期対比18.6%増加して歴代最高に増えたものと集計された。

韓銀関係者は「運転資金用貸出が上半期の大幅増加による基底効果にも依然として増加している点から、コロナ19影響に運営資金を充当するための需要が続いているものとみられる」と述べた。

イーデイリー
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ