【韓国】 米国と日本は「KOREA」をどの様に報道しているのか～安倍政権のメディア管理が北朝鮮報道にも影響

南北・北米首脳会談など最近、韓半島の状況に外国メディアが高い関心を見せている。韓半島問題は南北の意志だけで解決できないので主要国、特に米国と日本の世論も重要だ。

韓国記者協会などは去る17日午後、ソウルプレスセンターで「外信は韓半島ニュースをどのように扱うのか」を主題にしたジャーナリズム・カンファレンスを行った。

この日、チェ・サンフン、ニューヨークタイムズ・ソウル支局長、堀山明子、毎日新聞ソウル支局長などが海外メディアの見解を紹介した。二人の記者は米国と日本が相変らず冷戦観点で北朝鮮を不信に思っていると口をそろえた。チェ・サンフン支局長は「北核を扱う時、米国メディアは北朝鮮を戯画化したり悪人のように表現する」と評価し、米国人は韓半島戦争の可能性を韓国人よりはるかに高く感じているといった。チェ支局長は「米国のある報道機関は韓国で戦争が起きれば車を何台準備してどのように後退して取材するのかまで準備した」として「韓国より戦争脅威をより大きく感じる」と話した。

▲韓国記者協会などは去る17日ソウルプレスセンターで「外信は韓半島ニュースをどのように扱うのか」を主題にカンファレンスを進行した。写真=パク・ソヨン記者

チェ支局長は「韓国にどんな政府ができようが『韓米同盟を強化してうまく維持しよう』『韓国と日本が仲良くなったら良い』という見解が多数で特に韓国が中国領域に入らないか、かなり敏感になっている」として「米国が積極的にでて北核を解決したり韓半島統一を助けるだろうというのは、韓国の人々の希望事項」と指摘した。

米国メディアはトランプ大統領を信頼しない。チェ支局長は「北朝鮮を信じないのかトランプを信じないのか、どちらか分からない」と話した後「北米首脳会談を控えて米国記者は最後の瞬間まで首脳会談自体を信じなかった。中間で少しの間、トランプ大統領が首脳会談しないと言った時、大部分が『ほら見ろ、当然しないだろう』というような姿勢だった」と説明した。

チェ支局長は韓国報道機関と専門家は北朝鮮に対する多様な観点を米国など海外と共有しなければなければならないと強調した。チェ支局長は「韓国に北朝鮮専門家が最も多く、韓国の人々のアイデアや北朝鮮理解を外部に知らせることが必要だ」と助言した。

日本では安倍政権のメディア管理が北朝鮮報道にも影響を及ぼして、北朝鮮問題が国内政治と密着しているという分析が出てきた。日本の堀山明子、毎日新聞ソウル支局長は「安倍政権がメディアを「政権方vs敵」に分けてATMには誠実に回答しない」と指摘した。ATMはで、Aは朝日新聞、Tは東京新聞、Mは毎日新聞を意味する。三つのメディアは安倍政権に批判的なメディアだ。安倍総理が自身の1期内閣が1年余りで幕を下ろした理由をメディアのせいと見て、その後は報道機関と戦おうとするというのが彼女の分析だ。

堀山明子支局長は日本メディアには韓国ニュースより北朝鮮ニュースが多いといったが、これは北朝鮮の日本人拉致問題と関連がある。1970～80年代、多くの日本人が行方不明になり日本は北朝鮮を疑った。2002年9月17日、小泉総理訪問の時、北日首脳会談でキム・ジョンイル国防委員長は拉致事件が北朝鮮の仕業だと明らかにして公式に謝った。

堀山支局長は「首脳会談直後、朝日と毎日新聞、フジTVだけ拉致被害者・横田メグミの娘のキム・ウンギョン氏にインタビューした。北日関係進展の希望を抱いてインタビューしに行ったが、日本世論は拉致被害者家族に対する配慮がなく、北朝鮮が準備した方法でインタビューしてきたと報道したメディアを叱責した」と話した。その後、北日関係に冷気が流れ、親北朝鮮に分類されたメディアが批判を受け始めたというのが彼女の説明だ。

堀山支局長は「拉致問題を扱う時、朝日や毎日新聞は攻撃を受け、産経や読売新聞は上手くやったという評価を受ける」として「私たちも会議する時、ネチズンに攻撃を受ける状況を抜け出したいが解決策を探せないでいる」といった。

関連してワン・ソンテクYTN統一外交専門記者は「日本が最近10年以上『歴史修正主義』の流れが明らかになり、時がたつほど強くなっている」として「歴史修正主義が日本の右傾化をもっと深刻にさせたと考える」と明らかにした。

チャン・スルギ、パク・ソヨン記者

ソース：メディアトゥデイ(韓国語) 米国・日本記者らが「KOREA」を報道する方式
http://www.mediatoday.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=143709

北朝鮮より韓国の方がイメージ悪いよな

メディア管理なんてできる国なら苦労はしないわなw