「日本は悪い国。火山爆発や津波で消えないといけない。」
小学生の口から出た言葉に驚いた。誰がこの様な敵がい心を植え付けたのか唖然とした。当時はあえて言わずとも血中に流れているように考えた。壬辰倭乱から丁酉災乱、植民支配まで歴史的背景のためだと感じた。
ところが後から見れば過剰な民族主義から始まった憎しみだった。映画やテレビドラマなど大衆メディアを通じて注入された歴史観が原因だ。過ぎた歴史で日本は私たちに大きな苦痛を抱かせた。少なくない時間が流れたが今もよそよそしい理由だ。すっきりしない歴史清算に右翼勢力が吐き出す妄言は日本を考え直させる。
(中略:もちろん良心的な知識人もいる)
最近の韓日関係はこれ以上悪くなれないほど悪い。日本軍慰安婦被害者合意廃棄に続き、日帝強制徴用賠償判決、哨戒機葛藤が重なり最悪だ。慰安婦合意廃棄について日本は私たちを信頼できない国と糾弾する。また、強制徴用賠償判決も受け入れられないと激しく反発している。
韓国と日本は唇亡歯寒(しんぼうしかん)の関係だ。いくら憎くても共に行くほかない。悪い隣人を持ったのは運命だ。「日本と関係が良い時、私たちの経済も良かった。」ホ・チャンス全経連会長の話は含蓄がある。日本は部品素材産業で絶対的な技術優位を持っている。我が国の1等製品であるほど対日依存度は高い。携帯電話、LCDTV、自動車電装部品、半導体装備がそうだ。両国は友好的な関係を土台に互いに利益を分ける。
だからいがみ合えばどちらにも損害がでる。ユ・ミョンファン元外交部長官は97年IMFの原因を日本に求める。日本が短期外債を回収したせいで危機を呼んだというのだ。発端は金泳三(キム・ヨンサム)大統領の話から始まった。金大統領は95年中国江沢民主席との会談で「日本の政治家たち悪い行儀を直す」と吐きだした。この言葉は波紋を起こした。日本は私たちに貸した外債を回収し、周辺国が加勢して外貨準備高枯渇につながった。
(中略:一方、好調な中日関係。中国とスワップ協定。訪日韓国人が増えている)
憎しみは減らし、理解は広げるのが合理的な行動だ。既成世代が未来の足首を捕まえてはならない。感情に埋没した過剰民族主義はやめよう。新しい時代は新しい世代が開いて行くよう道を開いてやる責任がある。
日本は今日(5月1日)から新しい年号を使う。アキヒト(明仁)日王のヘイセイ(平成)からナルヒト(徳仁)レイワ(令和)に変わる。日本全域が祭りの雰囲気だ。日本は新しい年号を契機に日本をリセットする方針だ。悪化した韓国との関係も新しく構築するのに良い機会だ。日本が滅びたら良いといったうちの子も今は日本に友人がいる。
イム・ビョンシク記者は全北(チョンブク)大学招へい教授(元国会副報道担当者)です。
ソース:オーマイニュース(韓国語) 日本という悪い隣は私たちの運命
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/ss_pg.aspx?CNTN_CD=A0002532855
>日本が短期外債を回収したせいで危機を呼んだというのだ。
韓国が外貨準備を誤魔化してたのが原因なのに日本のせいとかww
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Source: おもしろ韓国ニュース速報