崔氏がアジア大会の南北共催の利点に挙げたのが、江原道の平昌や江陵にある競技場の事後活用だ。五輪開催国の自治体は一様に閉幕後の競技施設の活用に頭を悩ませてきた。
さらに目的に挙げたのが、スポーツを通じた南北交流や融和の促進だ。その一案として、五輪に合わせ、南北のスキー選手が先月31日から2日間、合同練習を行った馬息嶺スキー場の活用に言及した。
崔氏は「五輪が終了次第、具体的な準備に着手する」と述べ、「朝鮮半島の緊張緩和に対する政府や国際社会の意思も明らかで、共同誘致に向けた雰囲気も十分だと考える」と意欲を示した。冬季ユニバーシアードなど別の国際大会の共同誘致も想定している。
馬息嶺スキー場は、南北合同練習に先立ち視察した韓国の先発隊がコースの難易度や雪質はよく、一部補修をすれば、練習施設に活用できると評価した。
一方で、金正恩体制の宣伝につながるとの批判が韓国内外で上がったほか、国連制裁に反して海外から高額の設備を導入したり、未成年者を工事に強制的に動員したりした疑いが指摘されている。国際大会の共催となれば、国内での強い反発も予想される。3年後の大会誘致は時間的にも無理がありそうだ。
冬季アジア大会は原則、4年ごとに開催され、昨年2月には北海道の札幌や帯広で行われた。
http://www.sankei.com/world/news/180217/wor1802170026-n1.html
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Source: おもしろ韓国ニュース速報