韓国政府が主張する「中間段階の交渉」に対する考えを尋ねる質問にハリス大使は「『中間段階』が何を意味するのか分からない。実際のところ非核化(が実現する)まで制裁解除はないが、韓国政府はこの『中間段階』について私と情報を共有しなかった」と指摘した。3回目の米朝首脳会談の見通しについてハリス大使は「対話の機会ができるかどうかは金正恩氏が決めることだ」「金正恩氏はハノイからたつ際、トランプ大統領が何を望んでいるか理解したと思う。トランプ大統領は『打ち返しやすい形』にしてボールを投げた」との考えを示した。
「韓半島(朝鮮半島)情勢において韓国が孤立する懸念がある」との質問にハリス大使は「ロシアや中国も北朝鮮に対する制裁に参加しており、国連安保理常任理事国として共に制裁の内容を決めた。(韓国が孤立するとの見方に)同意しない」と反論した。ただその一方で「米日同盟と韓米同盟が存在するのだから、韓国と日本の間で何らかの意見の一致を見ることができれば、韓米日三角同盟も強化されるだろう」とも予想した。昨年の徴用工判決以降、韓日関係が悪化していることについて米国の懸念を遠回しに伝えたものとみられる。
金慶和(キム・ギョンファ)記者 , 外交部共同取材チーム
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/23/2019042380031.html
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/04/23 09:31
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Source: おもしろ韓国ニュース速報