コスピ、外国個人も売り注文…今日も抜けたら、21世紀最長記録
後を絶たない外国人の売りが殺到し、総合株価指数(コスピ)が15日間下り坂をたどっている。 もし、コスピが18日も下落し締め切れば、21世紀に入って最長記録を立てることになる。 同日午前、総合株価指数(コスピ)が久しぶりに反発しており、今後の流れが注目される。
18日午前11時30分現在、総合株価指数(コスピ)は前日より20.37ポイント(0.65%)高の3163.46を記録した。 寄り付きから3120台まで落ちたが、再び上昇の流れに乗り、順調に3160台を回復した。
外国人投資家は9日以降、持続的に売りに出ている。 同日、外国人と個人はそれぞれ3051億ウォン、206億ウォンを売り渡した反面、機関投資家が3334億ウォンを買い越した。 同期間、外国人の売り越し金額は約7兆8000億ウォンに上る。
国内証券市場の「大口」である外国人の売り注文に押され、これまでコスピはその勢いを伸ばすことができなかった。 総合株価指数(コスピ)は今月5日以降、8営業日連続の下落が続いている。
同期間137.29ポイントが下がり、安定的だった3200ポイント台も崩れた。 コスピが8営業日連続で下落したのは、2018年(9月28日-10月11日)以来のこと。
コロナ19事態を受け、証券市場が急落した昨年3月も、コスピは7取引日連続下落に止まった。 最近のコスピ下落の流れが尋常ではなかったことを意味する。
もし、同日もコスピが下落すれば、2000年9月以降約21年ぶりに9取引日連続の下落記録を塗り替えることになる。 21世紀に入って初めてのことだ。 当時は9月4日から19日まで連続して下落していた。
同日も外国人が売りに出ているが、規模がやや縮小し、コスピが上昇転換に乗り出した。 現在、約0.6%値上がりした状況で、取引終了まで熾烈な駆け引きが繰り広げられるものと見られる。
最近の株式市場の下落傾向は、△コロナ19の再拡散△半導体業況の懸念△中国経済の回復傾向の鈍化△米国テーパリングの加速化–などが総合的に影響していると分析されている。
特に、サムスン電子やSKハイニックスなど、国内証券市場で最大の割合を占めている半導体業種への懸念が、外国人の売り越しへと直結した。 今月に入り、外国人は2銘柄を7兆ウォン以上売り越している。
ただ、外国人の売り越し規模は、業況への懸念に比べ、やや行き過ぎだという見方も出ている。 実際、SKハイニックスは同日、2%上昇中であり、サムスン電子も横ばいとなった。
新韓金融投資のノ・ドンギル研究員は「最近の外国人の半導体売り渡しは業況の頂点を通過するだけでなく、景気鈍化懸念とテーパリング警戒感が重なった結果」とし「半導体株価に最も密接な指標である輸出増加を持続的に確認すれば半導体懸念も徐々に緩和されるだろう」と明らかにした。
ウォン安が続いていることも、証券市場には悪材料として働いている。 現在、ウォンドル為替レートは昨年9月以後、最も高い1170ウォン台で動いている。
大信証券のイ・ギョンミン投資戦略チーム長は「半導体とコロナの影響要因によるウォン安と外国人の売り越し圧力の拡大が、再び外国人の売り越しとウォン安圧力を刺激する否定的なフィードバックが作用している」と分析した。
同日、コスピが久しぶりに持ち直したものの、本格的な上昇軌道に乗るまではやや時間がかかりそうだ。 ノ・ドンギル研究員は「株式市場投資家は景気回復傾向の鈍化を反映しており、相対的に新興国株式市場が不利な局面」とし「米国と中国の財政政策と製造業指数の改善を確認し、景気回復に自信を持ってこそ指数回復が可能」と明らかにした。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ