スナメリの死体、12月だけで21匹…怪しい済州の海
済州島の海岸で海洋保護生物種のスナメリの遺体が相次いで発見されている。 12月に入ってもう21匹目だ。
27日、済州海洋警察署によると、前日午後4時7分ごろ、済州市涯月邑のコネ浦口近くの磯でスナメリの遺体があるという通報があった。
発見されたスナメリの遺体は体長145センチ、幅90センチ、重さは約60キロと確認された。 遺体は死亡から約10日が経過したものと推定され、不法捕獲の痕跡はなく、自治体に引き渡された。
これに先立ち、同日午後1時55分ごろ、済州市金寧港の磯では死んでから約20日が過ぎた雌のスナメリも発見された。
クリスマスの今月25日には、済州市朝天邑の咸徳ソウ峰海岸で、体長約110センチ、幅75センチ、重さ30キロほどの死から約5日が経過した雌のスナメリなど2体の遺体が相次いで発見された。
済州では最近、スナメリの遺体発見回数が多くなった。 1週間だけで計7匹目、今月に入って計21匹のスナメリの遺体発見届出が受け付けられたのだ。
済州海洋警察は2018年の8件を始め、昨年は44件、今年はイルカを含め、計52件の遺体を処理した。 主に西海岸と南海岸に棲息するスナメリは、気候変化などで漁場が豊富な済州沿岸に移動しながら網にかかって死んだものと推定されている。
海洋警察関係者は「死んだイルカの遺体を発見した場合は、必ず近くの海洋警察に申告し、定められた手続きに従って処理しなければならない」と呼びかけた。
スナメリは最近、個体数が急激に減り「絶滅の危機に瀕した野生動植物の国際取引に関する条約(CITES)」に登録され、保護されている。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ