NPO法人「コリアNGOセンター」(大阪市生野区)が開いたシンポジウム「東北アジアの平和と未来を語るつどい」の一環。建国高(同市)▽金剛学園高(同市)▽大阪朝鮮高級学校(東大阪市)▽府立住吉高(大阪市)--の生徒が参加し、「平和・統一に向けた私たちの思い」をテーマに話し合った。
連日流れる朝鮮半島情勢のニュースについて、金剛学園高3年の朴雨蘭(パクウラン)さん(17)は日本と韓国双方のメディアを参考にしていると話し、「論調の違いを感じる。真ん中の目線で見ることが大事だと思う」と強調した。
一方、大阪朝鮮高級学校3年の女子生徒は「日常的に見るニュースは、私たちが『祖国』と呼ぶ国を批判する内容が多い。誰の言葉を信じればいいのか複雑だ」と胸の内を明かした。
小学生の頃に朝鮮学校に通ったことがあるという府立住吉高3年の高志旻(コジミン)さん(18)も「日本のニュースを見ると北朝鮮のことを悪く言っている。でも、政府だけを見て、その国の人を判断しないでほしい」と語った。
会談の結果によっては、南北関係が大きく進展する可能性がある。統一への希望の声も聞かれた。
建国高2年の金甫泳(キムポヨン)さん(16)は「統一すれば朝鮮半島がアジアの中心になっていく。韓国にとっても、北朝鮮にとっても、統一こそ未来」と話した。
金剛学園高3年の金主喜(キムジュヒ)さん(17)も「何よりも早く平和が訪れてほしい。私も偏見を持つことなく、平和につながる行動を取っていきたい」と前向きな言葉を並べた。
大阪朝鮮高級学校の女子生徒は「日本にいると平和が当たり前に感じる。でも決してそうではない。自分の問題として統一を考え、実現する日が来れば朝鮮半島にいる人たちと共に喜び合いたい」と期待を語った。
毎日新聞2018年4月20日 09時47分
https://mainichi.jp/articles/20180420/k00/00e/040/188000c
大好きな祖国でしょ
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Source: おもしろ韓国ニュース速報