韓国航空宇宙産業(KAI)と防事庁は昨年1年間、2500億ウォン(現在のレートで約240億円。以下同じ)規模のフィリピン向けスリオン輸出を重点事業として推進してきた。昨年6月にフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が韓国を訪れた際、国防部(省に相当)がソウル市竜山区の庁舎前にある練兵場でスリオンを展示したこともあった。
だがスリオンは、価格競争力と安全性の面でブラックホークの壁を超えることができなかった。米国側は、スリオン10機を購入できる価格でブラックホーク16機を提供すると約束したという。
フィリピン向けスリオン輸出の挫折で、KAIが昨年推進した大規模武器輸出計画は全て白紙と化した。先にKAIは、18兆ウォン(約1兆7300億円)規模に達する米空軍の高等練習機交換事業(別名TX事業)の受注戦にも臨んだが、最終的に脱落した。
昨年は最悪の一年を過ごした韓国防衛産業界だが、今年も見込みは暗い。インド政府が推進している3兆ウォン(約2890億円)規模の複合対空防衛システム事業は、終盤になってロシアが受注戦へ参入してきたことにより難航しているという。
梁昇植(ヤン・スンシク)記者
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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/01/05 08:08
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Source: おもしろ韓国ニュース速報