2018年6月14日、中国のスポーツメディアの騰訊体育は、2026年のサッカー・ワールドカップ(W杯)の開催地が米国、カナダ、メキシコによる3カ国共催に決まる中、韓国サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が、2030年大会を韓国、北朝鮮、日本、中国で共同招致することに意欲を示したと伝えた。
記事によると、鄭会長は13日、国際サッカー連盟(FIFA)の総会後に韓国メディアのインタビューに応じ、「2030年W杯を単独で招致申請する国が一つもなければ、南北と日本、中国による共同招致が成功する可能性がないわけではない」とし、日本と中国、北朝鮮に共同招致を提案したことを明らかにした上で、9月または10月に話し合うことに意欲を示したという。
記事は、「鄭会長はもちろん、22年大会がアジアのカタールで開催されることから30年に同じアジアで開催される可能性は低いこと、30年大会はW杯100周年に当たるため、第1回大会を開催したウルグアイが招致すれば名分で劣ることなどを理解しているはずだ」とした上で、「鄭会長は、30年大会の招致に失敗しても34年のための布石になると考えているようだ」と伝えた。
記事はさらに、「韓国が日中韓朝によるW杯共同招致を主張したのは今回が初めてではない」と指摘。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が昨年、訪韓したFIFAのインファンティノ会長との会談で、30年大会の共催を提案したことを紹介した。
この話題について、中国のネット上では「中国の夢はW杯の単独開催」「中国にはすでに単独開催するにふさわしい経済力がある」「勝手に中国を巻き込まないでくれ」などと消極的なコメントが多数寄せられていた。
また02年日韓大会での韓国による審判買収疑惑を挙げ「そのような国との共催はごめんだ」という声も相当数あった。
ほかに「中国代表の実力はまだW杯出場レベルにない」とし、「実力が伴ってから招致しても遅くない」とする人もいた。(翻訳・編集/柳川)
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Source: おもしろ韓国ニュース速報