マレーシアの大手食品メーカー「マミー・ダブルデッカー」の最高戦略責任者(CSO)兼最高財務責任者(CFO)のヴィトン・パンさんは21日、同メディアとのインタビューで、マレーシアでの韓国ラーメンの人気について「毎年2桁の成長を記録し、ラーメン市場全体の成長を引っ張っている」と述べた。
グローバル市場調査機関「ACニールセン」によると、マレーシアのラーメン市場における韓国産ラーメンのシェアは、2013年には0.7%だったが、今年第1四半期(1‐3月)は13.4%に増加した。
パンさんは、マレーシアで韓国ラーメンが人気を博している理由として「品質」を挙げ、「麺は現地のものや日本のものよりコシがあってのびにくい。製造技術が優れている」と説明した。また「内容量が現地のものより多いことも長所」と評価。さらに「東南アジアの韓流ブームや、You Tubeでの口コミマーケティングも影響を及ぼした」と話したという。
また「韓国産ラーメンがハラルフード(イスラム教で食べることを許された食品)の認証を受けたこと」も人気の秘訣として挙げた。マレーシアの人口3200万人のうち2000万人がイスラム教と言われている。パンさんは「日本はハラル認証機関が10カ所に分散されているが、韓国は1カ所にまとめられている。そのためマレーシアでは日本ラーメンより韓国ラーメンのハラル認証を信用する傾向がある」と説明したという。これを受け、記事は「韓国ラーメンがマレーシアを足掛かりに、東南アジア全域・中東のイスラム国家でも人気を得る可能性が高まった」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「たしかに韓国のラーメンはおいしい」「どんどん輸出しよう」「韓国のラーメンは魔性の味。病みつきになるよ」「マレーシアのラーメンはゆでるとうどんみたいになるからね」「韓国のラーメンは日本のよりさっぱりしているから食べやすい」など、韓国ラーメンの人気に納得の様子。
また「ハラル認証が重要な役割を果たしている」とみるユーザーも多く、「朴槿恵(パク・クネ)政府の功績だ」「朴政府は文在寅(ムン・ジェイン)政府よりはるかに優秀だった」と前政府の政策をたたえる声も見られた。
その他「韓国ラーメンは量が多いだって?韓国人男性は普通、1食で2袋、さらにごはんも入れて食べるよ。韓国人は大食いなのか?」との声や、「韓国のラーメンがシェア1位という記事なら喜べたけど…」と指摘する声も見られた。
Record china
2018年8月23日(木) 16時40分
https://www.recordchina.co.jp/b235850-s0-c30-d0058.html
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Source: おもしろ韓国ニュース速報