ソ・ウク国防長官、今日空中給油機で訪米…戦作権返還協議
返還条件の評価・検証方式の再確立に関心…北朝鮮の軍事動向評価
ソ・ウク国防部長官は、米国で開かれる第52回韓米安保協議会議(SCM)に出席するため、13日午後に出国する。
国防部によると、ソ長官は空軍空中給油機(KC-330)を利用して米国を訪問し、14日(現地時間)にはマーク・エスパー米国防部長官とSCMを共同主管する。 両長官はSCM後、共同記者会見と共同声明を通じて会議の結果を発表する予定だ。
韓米は今回の会議で、▲韓半島の安保情勢の評価および政策協力▲条件に基づいた戦時作戦統制権の返還推進▲連合防衛態勢の強化など、主な懸案全般について議論する。
特に、北朝鮮が労働党創建日に行った閲兵式で、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などを公開したことについて、北朝鮮の軍事動向を評価し、韓半島非核化協力案などに関する意見も交換するものとみられる。
国防部当局者は「今回の会議で韓半島安保状況評価とともに戦作権返還問題が主要議題として論議される」と説明した。
両国が合意した戦作権返還のための3大条件に対する評価と検証方式を維持するのか、一部の方式を変更または緩和するのかなどに対する協議も予想される。
戦作権は韓国軍の核心軍事能力の確保(条件1)、北朝鮮の核・ミサイル脅威対応能力の確保(条件2)、戦作権返還に合致する安定的な韓半島および域内安保環境の充足(条件3)の3つの条件評価後に返還される。
軍内外では、戦作権返還条件が過度すぎるため、合理的に基準を見直す必要があるという主張が提起されている。
さらに、戦作権返還条件に対する評価と検証方式を合理的に再確立しなければ、米国の立場によって戦作権返還日程が左右されるしかない脆弱な構造という指摘も出ている。
韓米は、戦作権返還のための未来連合軍司令部の完全運用能力(FOC)検証演習を来年初めに実施できるよう協議中だ。 特に、3-4月の前半期の連合指揮所訓練の際、検証・演習を行う方向で協議しているという。
韓米国防長官の年次会議であるSCMは昨年、ソウルで開催され、慣例によって今年は米国で開かれる。 ソ長官は今回の会議をきっかけに、赴任後初めて米国を訪問する。
ソ長官は訪米期間、韓国戦争参戦記念公園を参拝し、献花する。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ