安倍晩餐会で「大東亜戦争」、禁忌語で乾杯した麻生太郎
「前の大東亜戦争時~」という表現を使用
侵略正当化名分含む事実上の禁止用語
日王や政府文書教科書などは言及被害
2008年の首相在任時も言及した物議醸す
問題児麻生留任に日本国民55%が否定的
「日本安倍内閣の問題児」と呼ばれる麻生太郎副首相兼財務相が17日、安倍晋三首相が出席した公式行事で、過去の日本が起こした太平洋戦争について「大東亜戦争」という表現を使用したと東京の外交消息筋が18日伝えた。
この消息筋によると、麻生財務相は前日の夕方首相官邸横の首相公邸(公式宿泊施設)で開かれたイベントに出席した。
安倍首相が自衛隊の幹部を招いて施した夕食会であった。
安倍首相と河野太郎防衛相の挨拶に続き、麻生財務相が乾杯の挨拶をした。
麻生は、自衛隊指揮官を育成する現在の防衛大学設立に貢献した人達に言及した。それとともに「日本が戦争で不要な被害を受けた最大の理由は、陸軍と海軍の間のコミュニケーション不足だった。だから、(陸・海・空を統合して教育する)防衛大学が作られた」、「陸・海・空一緒にご飯を食べるの重要今日、このように一緒に乾杯をすることができ、非常に嬉しく思っている」という趣旨の乾杯の挨拶をした。
ところが、乾杯の挨拶導入部に「以前の大東亜戦争が始まる前に駐英大使吉田茂(元首相であり、麻生の母方の祖父)を武官として祀った人がいた」という内容で「大東亜戦争」という表現が登場したという。
「大東亜戦争」は1941年に日本が「ヨーロッパによる、アジアの植民地侵略を解放し、大東亜共栄圏建設、アジアの自立を目指す」という戦争名分を掲げ、閣議で確定した名称である。
日本の敗戦後、連合国司令部(GHQ)統治時代には「戦争用語」として使用が禁止された。
以後、不適切な単語の指定は解除されたが、政府の公式文書や教科書、報道などはまだこの表現の使用を避け、代わりに「太平洋戦争」などの表現を使っている。
事実上、現在も使用タブー視され、禁忌扱いを受けているのだ。
日王(日本では天皇)も「過去の大戦」、「その不幸な戦争」という表現を主に使用している。
韓国や中国などのアジア諸国は、「「大東亜戦争」という表現の中に、戦争と植民地支配を正当化しようとする意図が込められている」と抵抗感を表出している。
麻生は首相在任中の2008年度にも記者懇談会で「大東亜戦争」という表現を使って、日本国内と周辺国から「戦争と歴史に対する認識が不足している」という、抗議を受けた前歴がある。
一方、これまで数多くの妄言と失言を吐き出した麻生財務相が今回の内閣改造で生き残ったことを対して、日本国内の世論も冷ややかだ。
13~15日に実施された読売新聞の世論調査で麻生の留任を「評価する」との回答は33%、「評価しない」との回答は55%であった。
菅義偉官房長官の留任の賛成世論が66%に達したこととは対照的だった。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ