日本、半導体素材「第3国迂回」もブロック
・海外生産工場流通段階、最終終着地いちいちチェック
・韓国防ぐ制御措置
・緻密化する日本の「圧迫カード」
日本政府が、半導体・ディスプレイ製造用素材の流通段階での最終終着地である「エンドユーザー（end user）」をいちいち確認し韓国の輸出を制御すると伝えられた。
これでサムスン電子とSKハイニックスは高純度フッ化水素（エッチングガス）とフォトレジスト（感光液）、フッ素ポリイミドなど国内直輸入が行き詰まった素材の「第3国を通した迂回輸入」も難しいと結論した。半導体製造工程上の核心素材の輸出規制が長期化すると予想される中、有力に検討されてきた代替案さえ行き詰まった状況である。
半導体業界の関係者は16日、京郷新聞との通話で「日本政府が輸出規制品目の「エンドユーザー」をチェックしていると聞いている」とし「最終使途を丁寧に確認するという意味で、規制品目を海外工場を経由しての国内輸入すら難しくなった」と明らかにした。
別の関係者も「日本で「エンドユーザーが誰であるかを明示するようにする」という話を聞いた」とし「迂回輸入もできないだろう」と述べた。サムスン電子は米国テキサス州オースティンと中国西安で、SKハイニックスは中国無錫に半導体工場を持っている。両社は、日本が半導体コア材料の韓国直接輸出を遮断したことにより、これらの海外工場を介して確保した物量を韓国に持ち込み、生産への支障を防ぐ方法を検討してきた。
また、サムスン電子とSKハイニックスはステラケミファのような日本の素材企業の台湾、シンガポールなどの海外工場からエッチングガスを購入する方法も検討したが、これも日本政府の追跡のせいで不可能と判断している。
最近、サムスン電子が日本素材企業の海外生産拠点でいくつかの物量を調達した事実を知った日本政府が遮断するために出たものと解釈される。長期的に日本の素材企業の生産拠点を国内に誘致する案も取り上げられている。しかし、日本政府が制裁に頑強な立場で容易ではない状況だ。サムスン電子とSKハイニックスは、半導体製造用材料の備蓄量を閉口している。業界関係者は、「エッチングガスは、供給先の多角化を推進中なのに保有量が少ないというのが明らかになれば、価格交渉力が低下する可能性がある」と述べた。
Source: かんこく！韓国の反応翻訳ブログ
