日本依存度の大きい素材・部品、7つの内6つが2~3年内に国産化可能
韓国金融経営研究所は2日、このような内容の「IT素材・部品・機器の対日輸入依存度の現状と国産化の可能性の検討」報告書を発表した。すでに7月に日本が輸出規制を強化した3品目(フッ化ポリイミド、フッ化水素、フォトレジスト)と日本への依存度が大きく、輸出規制の懸念が提起されている4つの品目(ブランクマスク、フォトマスク、シリコンウェハー、シャドウマスク)を対象に分析した結果だ。7品目すべて国内メーカーが技術開発している素材・部品である。
レポートによると、このうちのフッ化ポリイミドは最も短期的には国産化が可能である。国内メーカーが技術力と量産能力、すべてを確保したからである。フッ化ポリイミドは、フォルダブルフォン(折りたたみスマホ)のカバーウィンドウで使われる透明ポリイミド(PI)に使用される材料である。コーロンインダストリーが透明PI量産を今年始め、SKCとSKイノベーションは、第4四半期中に生産設備を完成する予定である。LG化学も進出計画を立てた。
現在発売を控えた「ギャラクシーフォールド」の透明PIベンダーは、日本住友化学である。ス・ジン韓国金融経営研究所首席研究員は、「フォルダブルフォン生産が本格化しておらず、サムスン電子と住友化学の間の契約量が小さいので独占契約に大きな意味を置くのは難しい」とし、国産化の可能性を高く評価した。
韓国金融経営研究所は、7品目のうち、フォトレジストだけは国産化の可能性を予測することは困難なレベルと見た。東進セミケムと韓国錦湖石油化学がいくつか生産しているが、EUV用製品の開発能力は不足するからである。
ス・ジン首席研究員は、「分析対象7品目のうち6品目が国産化すれば収入金額規模では年間11億ドル、7品目対日輸入額の78%が国内メーカーに置き換えられると推定される」と述べた。
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ