日本「一国の反対も不可」…ユネスコ登録の規定を変更しようと
「慰安婦記録物」登録留保…日本、2年目対話拒否
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日本軍慰安婦資料をユネスコに登録しようとしたが、日本側の圧力で保留されてから、今月で2年目です。ユネスコは韓日両国の対話を通じて合意するよう促したが、日本側が応じず2年目の今、対話も開かれていません。JTBC取材の結果、日本側が登載を難しくするために、最近、ユネスコの内部規定を変えようと試みた情況が明らかになりました。
シン・ジン記者です。
[記者]
慰安婦被害者ドキュメンタリーの世界記録遺産登録が挫折したのは、2017年10月。
当時ユネスコは「韓日両国が対話を通じて合意点を見つけなさい」と判断を延ばしました。
しかし、日本側の拒否で2年間、両者は一度も対話しませんでした。
仲裁の役割を引き受けたユネスコも積極性を見せていません。
【ハン・ヒェイン/国際連帯委員会事務団総括チーム長:記者会見もしてメールを送ったにも関わらず実質的にユネスコから適切な答えが来ていない状態だったんです。履行していないのは、職務遺棄と同じです。]
日本は、実際に慰安婦記録登載を防ぐために、最近、ユネスコの内部規定を変えようとしていることが明らかになりました。
現在は、専門家集団の勧告に基づいて、ユネスコ事務総長が登載を決定するシステムです。
消息筋によると、日本側はこれを、「特定の国が一国であっても反対意見を出せば登録審査を受けられないように変えようとする」ということです。
韓国政府は、「制度が変わっても慰安婦記録物登録は遡及適用されない」という立場です。
しかし、ユネスコ側は「今後を見守らなければならない部分」とし余地を残しました。
このような中で、当初ユネスコが任命した仲裁人は、今年5月に1年で自ら辞退したことが確認されました。
6月には後継者としてイングリッドペアレント元国際図書館連盟会長が新たに任命されました。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ