1回の首脳会談で、一つの国についての認識が激変した。
今週発表されたコリア・リサーチ・センターの世論調査結果によれば、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による4月27日の南北首脳会談を受け、金委員長を信頼するとの韓国人回答者の割合は78%に達した。
ギャラップ・コリアが1カ月半前に実施した調査では、金委員長を肯定的に考える韓国人の回答者の割合は10%にとどまっていた。
南北首脳会談は前例のない場面でいっぱいだった。
金委員長は朝鮮半島を分断する足首までの高さの縁石をまたいで韓国側に入った後、文大統領と手を携えて軍事境界線を越え北朝鮮側に戻る場面もあった。
両首脳は30分間にわたり森の中で2人だけで会談。
また、金委員長は北朝鮮リーダーとしては初めて記者団に対しライブで発言し、ユーモアのセンスのほか、30歳余り年上の文大統領への敬意を持った振る舞いも見せた。
さらに両首脳は、約70年に及ぶ両国の戦争状態を年内に終結させることで合意し、朝鮮半島の「完全な非核化」を目指すことで一致した。
公共放送MBCのために今週初めに実施された同調査では、首脳会談の最大の成果は朝鮮半島からの核兵器の除去を約束したことだとする回答が35%余りだった。
また、文大統領が金委員長の即席の提案に応じて境界線をまたいだことを首脳会談の最も印象的な瞬間だったとした回答は30%近くに上った。
文大統領の支持率は86%で、1年前の就任以降、歴代大統領でも屈指の高い人気を維持している。
写真:金正恩委員長と文在寅大統領
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ブルームバーグ 2018年5月2日 15:58
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-02/P8387I6JTSEY01
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Source: おもしろ韓国ニュース速報