2018年6月12日、史上初の米朝首脳会談が行われる中、韓国のネット上では金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の「余裕の振る舞い」に注目が集まっている。
金委員長は同日、トランプ米大統領と首脳会談を行った。会談での金委員長の様子について、韓国・聯合ニュースは「トランプ大統領より38歳も若いが、委縮した様子は見られなかった」と伝えている。また、金委員長が握手と記念撮影を終えた後、トランプ大統領の腕に手を乗せるジェスチャーをしたことについて、「親しみをアピールする余裕まで見せた」と報じている。
また、金委員長は冒頭に「ここまで来る道はそれほど容易ではなかった。われわれには歩みを阻む過去があり、また誤った偏見と慣行がわれわれの目と耳をふさいでいたが、われわれは全てを克服し、この場所に来た」と述べた。これについて記事は「米朝対立の責任を米国だけに押し付けず、両方に過ちがあることを告白した。これは一種の自己批判であり、破格の発言」と評価している。
さらに、金委員長が過去の北朝鮮指導者らと違い、シンガポールでの会談を承諾した点にも注目。「シンガポールでの会談は、南北首脳会談が行われた板門店や、中朝首脳会談が行われた北京などに比べ、周辺環境を完全に統制することが難しい」としている。
こうした金委員長の“堂々とした外交態度”について、記事は「10代でのスイス留学で先進文物を身につけたことが影響を与えている」と分析した。
金委員長の振る舞いについては韓国のネットユーザーからも多くのコメントが寄せられている。その多くが「若いのに余裕がある…」「とても賢く見えるのはなぜ?」「金正恩に対する好感度がどんどん上がる」「トランプ大統領より余裕の表情だね」など好意的なもの。
中には「一言も話しかけられない文大統領より頼もしい」「朝鮮半島が統一して金正恩が大統領選挙に出たら選んであげたい。それほど堂々としている」との声まで。
また「スイスに留学していたから通訳も必要ないのだろう」「長いこと外国で暮らしていたから、外国人の方がむしろ気が楽なのでは?」と推察する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
さすがのバカチョンですわ
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Source: おもしろ韓国ニュース速報