イエレン米財務長官「10月頃デフォルトの可能性」警告
負債限度調整を促す…「10月中に現金枯渇」
ジャネット・イエレン米財務長官が今年10月ごろ、米国史上初のデフォルト（債務不履行）事態に直面する可能性があると警告した。
イエレン長官は8日（現地時間）、負債限度調整のための議会の行動を促すためにナンシー・ペロシ下院議長に送った書簡で「（負債償還のための）資金と措置がすべて消尽した」とし「歴史上初めて米国が義務を履行できない可能性がある」と述べた。
債務不履行事態を警告したのだ。 イエレン長官は、コロナ19パンデミックや量的緩和措置などが招いた不確実性を取り上げ、「財務省が債務不履行を防ぐための特別措置をどれほど持続できるか、推定できない」と述べた。 財務省はすでに、一部の福祉性資金への投資などを中止している。
イエレン長官は「最善、そして最新情報に基づいた現金と特別措置が10月中に枯渇すると見られる」と述べた。 同氏は「追加情報が出次第議会にアップデートする」とし、負債限度調整措置が早く行われない場合、企業信頼度はもちろん米国自体の信頼度に害になると警告した。
イエレン長官は「（負債限度調整）遅延は米経済と世界金融市場に回復不可能な害を与える」とし「米国の家庭と共同体、企業が依然としてグローバル・パンデミックで苦しむ状況で米国の信用と信頼を危険にさらすことになれば、特に無責任だ」と一喝した。
米政府は昨年、全世界的なコロナ19拡散以後、景気回復のため莫大な規模の資金を投入してきた。 イエレン大臣は過去数ヶ月間引き続き議会にデフォルトを防ぐための負債限度の増額を要求していた.
しかしバイデン政権の大規模な人的インフラ予算案をめぐり民主党と共和党が睨み合いを続ける中、負債限度増額議論も交錯している。
Source: かんこく！韓国の反応翻訳ブログ
