2歳の子どもを連れて札幌を旅行中のキム・ジュヒョプさん(36)は「未明に携帯電話の地震警報が鳴ったのと同時にベッドがものすごく揺れた。横になっていられずに午前5時ごろ、荷物をまとめてレンタカーを運転してホテルから空港へ向かったが、欠航になっていた」と話す。
新千歳空港は地震発生直後に閉鎖された。各航空会社によると、6日と7日に韓国に戻る予定だった韓国人観光客は約4000人だとのことだ。
札幌から北東に160キロメートル離れた美瑛町を観光していたシンさん(32)は「コンビニでミネラルウォーター1本、おにぎり2個、あめ1袋しか買えなかった」と言った。地元の一部ホテルは営業を中止している。停電と断水で掃除ができず、食べる物も供給できないためだ。札幌に滞在中のチェ・ヨルムさん(22)は「営業を続けているホテルでもクレジットカードは受け付けていない。停電のためATM(現金自動預払機)で現金を下ろすこともできない状況なので、今夜どこに泊まればいいのか分からない」と途方に暮れた様子だった。
駐札幌大韓民国総領事館が同日午後、観光客に避難所について案内したが、その避難所の状況も劣悪だという。札幌市内の高校に設けられた避難所に滞在していたイ・スンソクさん(30)は「避難所には韓国人が150人いるが、ほとんどが50代以上で、毛布1枚で夜を過ごさなければならない状況だ」と語った。
日本の旅行情報を共有するインターネット掲示板には、助けを求める書き込みが1時間に数十件寄せられている。ポータルサイト「ネイバー」の掲示板「ネイバー日本旅行同好会」には「札幌の宿泊施設に滞在しているが、サイレンの音が響いている。余震が来るのではと思うと怖い」などの書き込みがあった。
9/7(金) 9:55配信 朝鮮日報日本語版
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Source: おもしろ韓国ニュース速報