2大会ぶりとなる勝ち点3を狙った韓国は黒星発進となった。
同グループの前回大会王者ドイツが前日に行われた初戦でメキシコに0-1で敗れたことにより、結果次第では混戦ムードに拍車がかかる一戦となった。韓国はトットナムで活躍するFWソン・フンミンが
当然ながら先発起用。そのほかにもFC東京のDFチャン・ヒョンスやDFパク・チュホ、DFキム・ヨングォンらJリーグに馴染みある選手が最終ラインに並んだ。一方、イタリアをプレーオフで下した
スウェーデンはMFエミル・フォルスベリらが先発のピッチに立った。
キックオフ直後からペースを握ったのは韓国。ロングボールを起点に相手陣内に押し込む展開が続いた。しかしスウェーデンも前半16分にセンターバックのDFアンドレアス・グランクビストの攻撃参加から、
FWマルクス・ベリとのワンツーでペナルティーエリア内に入り込むシーンを作り、一進一退の攻防となった。
同21分に大きなチャンスがスウェーデンに転がり込む。ペナルティーエリア右でのMFオラ・トイボネンのダイレクトパスから、ベリがフリーとなりゴール前至近距離でシュートを放つ。しかしここで
韓国GKチョ・ヒョヌが右太ももに当てるファインセーブ。韓国としては命拾いする形となった。
韓国は前半28分にアクシデントが起こる。右サイドからのサイドチェンジを処理しようとしたパク・チュホが右足ハムストリングを痛め、DFキム・ミヌとの交代を余儀なくされた。同35分にはカウンターから
ソン・フンミンがロングドリブルでペナルティーエリア右まで運んだものの、味方と合わず決定機とはならなかった。
後半18分、キム・ミヌが相手を倒してVARでPK判定
前半終了間際にスウェーデンが押し込んだものの決めきれず、スコアレスで折り返す。後半4分にはカウンターからフォルスベリがフィニッシュに持ち込んだが、大きく枠を外した。一方、韓国は同7分に
キム・ミヌのクロスをMFク・ジャチョルが頭で合わせたものの、サイドネットをかすめた。同10分にはセットプレーからスウェーデンが合わせたが、またもチョ・ヒョヌが好反応でしのいだ。
しかし後半18分、VARの対象シーンが起こる。ペナルティーエリア内でのこぼれ球を拾いにスライディングしたキム・ミヌがクラエソンを倒す。一度はプレーが流れたもののVARでPK判定が下ると、
キッカーのDFグランクビストが右隅に決めて先制点をゲットした。
1点ビハインドとなった韓国はヴィッセル神戸のMFチョン・ウヨン、そしてバルセロナの下部組織出身のFWイ・スンウを立て続けに投入する。ただソン・フンミンらの必死の突破も実らずスウェーデンの
堅守をこじ開けられなかった。
2010年南アフリカ大会以来となる決勝トーナメント進出を狙った韓国としては、痛恨の勝ち点0となった。
Football ZONE web編集部
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180618-00112792-soccermzw-socc
続きを読む
Source: おもしろ韓国ニュース速報