サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で韓国対ドイツ戦の試合中、米サンフランシスコで働いている、サッカーのことをよく知らない妻の妹が妻にアプリでメッセージを送ってきた。「今、スポーツ・バー。朝起きて、前半戦が0-0だったって知って、駆け付けたの」。現地時間は午前8時過ぎ。「韓国がなんでこんなにうまいんだ」「イエローカードだなんてソン・フンミンが何をしたって言うんだ。悪い××め」「メキシコ人たちがみんな私の席に集まって来て、韓国を応援している」…。アディショナルタイムに韓国が2ゴールを決めると、「涙が出る。本当に勝ったの?」とメッセージを送ってきた。
賭けで損をしたとしても、こんなにうれしいことがあるだろうかと思う。試合前、韓国が2-0で勝つ確率よりも、ドイツが7-0で勝つ確率の方が高いと予想するブックメーカーが多かった。記者仲間同士でスコア予想をした時は、サッカー担当が長い記者ほど「ドイツが3・4ゴール差で勝つ」と言っていた。愛国心から韓国の勝利に賭けたのは、「ドイツ戦車軍団」の恐ろしさを知らない人々だった。
「韓国人歌手PSY(サイ)の世界的大ヒット曲『江南スタイル』をメキシコ国家にすることになった」というフェイク・ニュース(うそのニュース)が飛び交っている。メキシコ国旗にソン・フンミンの顔を描いたパロディー画像・動画が多数アップロードされた。スウェーデンに負けながらも韓国のおかげで決勝トーナメントに進出したメキシコの人々は、韓国人を見つけては胴上げしたり、食事をおごったりしている。英BBCは「韓国の勝利に、ドイツを除く全世界の国々が喜んでいる」と伝えた。
W杯予選で、中国やカタールにも負けた韓国が、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング世界1位のドイツにどうして勝てたのだろうか。韓国はシュート数など複数の指標でドイツに後れを取っていたが、「走った距離」では上回っていた。スウェーデンとの第1節で103キロメートル、メキシコとの第2節で99キロメートル走った韓国は、ドイツとの第3節で118キロメートル走った。これはドイツの選手たちよりも3キロメートル多い。「ありとあらゆる非難を浴びたDF」金英権(キム・ヨングォン)は「チームメートが走っていけない所があれば、そこまでもっと走ろうという気持ちだった」と言った。このように、11人が前より少しでももっと走って奇跡を生んだ。
しかし、その前に2試合負けていることについて、元韓国代表の朴智星(パク・チソン)氏は「10年・15年後を見据えて大々的な構造改善をしなければ、次のW杯でも同様の結果が繰り返されるだろう」と言った。韓国はW杯に出場している他チームに比べて基本テクニックが劣り、反則が多く、戦術能力も後れを取っている。ドイツに一度勝ったからと言って、こうした問題が自然となくなるわけではない。4年後、世界の人々が韓国の勝利を「大番狂わせ」「奇跡」と受け止めることのないよう、今から1つ1つ変えていってほしい。
閔鶴洙(ミン・ハクス)論説委員・スポーツ部次長
ソース:朝鮮日報/朝鮮日報日本語版【萬物相】「韓国、なんでこんなにうまいんだ?」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/06/29/2018062901076.html
だよね
だから韓国は他国に負け続けて、リーグ敗退して負け犬国家になった
あの試合に関しては、ドイツはおかしかったですね。
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Source: おもしろ韓国ニュース速報